おしゃべり

2008年2月25日 (月)

パネルディスカッション

遅ればせながら、先週の3Dコンソーシアム総会で開催されたパネルディスカッションのご報告。 写真を撮ろうとP5000ステレオ改をもっていったのだが、お昼にバッテリーが上がってしまった(撮影仕事以外だったので充電を手抜きしてしまった・・・不覚である) だから写真なし~御免~

パネルディスカッションは、4時15分スタート。 前半は各パネラーが自己紹介をしたあと、テーマの「3D立体市場の拡大を見越した、2~3年後の3D放送コンテンツとは?」について語り、後半はフリーディスカッションする形式。

まずは、司会役の町田さん(日本SGI株式会社)から、今回のテーマに至った、最近の立体映像をとりまく好材料の話があり、そして今後、立体コンテンツの増加がもたらす、立体映像市場の活性化などの仮説が話された。 この町田さんのプロローグに続き、各パネラーが順にプレゼンを行う。

まずは、早稲田大学の河合先生からスタート。 先生は1つの立体映像から、デプスマップを用いて、携帯端末のような小さな画面から、映画館のような大きな画面まで、最適な視差量の立体映像を計算で作り出す研究をされている。 将来的には同一コンテンツが、さまざまなサイズで視聴されることを考えると、こういった技術は役に立つに違いない。 

そのあと、私の順番。 最近のお仕事内容などを紹介させていただいたあと、立体映像の疑似体験性や、エンターティメント性、高い認知性などを生かした番組が期待されることや、立体映像ならではの演出・撮影の必要性、ステレオスーパーバイザーの必要性などを少々「マキ」で話させていただいた(河合先生が押しました・笑) 

私の次は、中京テレビ放送の川本さん。多視点画像によるマトリックスのような映像から、ワイセグによるアナグリフ放送の可能性まで、今後のデジタル放送の可能性について放送局のお立場からお話いただいた。

その次は、実際に立体放送を始めた日本BS放送の長澤さん。 4月から立体放送が本放送になるそうで、3Dテレビもいよいよビックカメラで販売開始になるとのこと。 「3Dテレビの販売を開始したら、そのテレビが壊れるまでは放送を続ける責任がある」というお言葉に感動。 会場から拍手も! まったくその通りで、私も勝手にだが応援したくなった。

最後に、3Dコンソーシアム、コンテンツ部会の楠田さん(NTTデータ)が、3Dに関してヒアリングされた結果の報告があった。 こういう実際の声をフィードバックすることは、今後大切になってくるだろう。

そのあと、フリーディスカッション。 司会の町田さんが会場から意見を聞いたり、パネラーに質問をふったりしてディスカッションが進む。 今後、色々なクオリティーのコンテンツが出てくるだろうが、そのあたり、最初はどんなコンテンツも有りなのかや、生体反応を脅かすような立体映像はまずいのでは・・・ とか、コスト対クオリティーの話など・・・・ う~ん、はっきり言って、まとまらず。 とにかく放送がはじまってしまった今、コンテンツの量や質が今後の肝になることは確かだろう。

・・・ということで、あっという間に1時間30分のパネルディスカッション終了。

すこし、デモ展示の話をしておくと、エプソンがXGAクラスの解像度をもつ、携帯端末用の3Dディスプレイパネルを展示していて、その解像度の高さに驚いた。 レンチキュラー方式だそうだが、解像度不足といった感じはまったく無く、すごく綺麗な立体画像を表示していた。 あのパネルが後ろに装備されたステレオカメラをどこかメーカさんに作っていただきたい。 また3社の大型3Dディスプレイもデモされていた。 裸眼ディスプレイも視野角が広くなっていて、なかなか見やすくなった。 私は3Dは、メガネをかけるものと刷りこまれているせいか、メガネをかけて見ることに対して全く抵抗はないが、世間の人たちはやはりメガネには抵抗があるのだろうか。

パネル以外の講演会は、残念ながらパネルの打ち合わせで出席できず(残念)

ということで、パネルのあと、懇親会でビール ~(^o^)~

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