« 錦帯橋 - Kintaikyo (Kintai bridge) | トップページ | 映画テレビ技術誌9月号の表紙 - I and HexCopter on the cover photo of 'The Motion Picture & TV Engineering' magazine September Issue. »

2014年8月30日 (土)

'HYPERLAPSE' - ハイパーラプス

日本各所の風景を3Dでタイムラプス撮影した作品です。
米国で開催された 3D-Con 2014 で、ベスト3Dシネマトグラフィー賞を頂きました(^^)/

昨日のブログで紹介した「錦帯橋のハイパーラプスビデオ」は、最近ちまたで流行っている <歩きながらコマ撮りする> というハイパーラプス技法で撮影したものですが、今回のビデオも題名は同じく「ハイパーラプス」です。
ただし、同じ「ハイパーラプス」でも、ハイパーステレオ撮影と、タイムラプス撮影を組み合わせたもので、俗に言うハイパーラプスとは異なっています。

ハイパーステレオ撮影は、撮影時のカメラ間隔を大きくして撮影することで、通常の肉眼では立体的に見えないような、遠くの風景などを立体的に見せる3D技法です。 巨人の目でみた景色と考えることができ、相対的に被写体がミニチュアっぽく見えるのが特徴です。今回の撮影ではシーンによって異なりますが、3m~30mくらいのカメラ間隔で撮影しました。 人間の目の間隔は約6.5cm程度ですから、それに比べて間隔が広いことがわかると思います。

少し技術的な話しですが、今回のビデオでは、フローティングウィンドウと呼ばれる技法を使っています。 映像の両端(フレーム)をよく見ていただくと、フレームの位置が微妙に動いているのが判ると思います。 フレーム両端の位置を変更させることで、フレーム自体をスクリーン面より飛び出させ、本来はウィンドウバイオレーションを起こし見づらくなる映像でも、破綻なく見せています。 ハイパーステレオでは、ミニチュア効果を高めるため比較的大きな視差量をとることが多いのですが、その場合でも遠方発散をおこさず、かつウィンドウバイオレーションを起こさない技法として有効です。 この技法は、ハリウッド3D映画なのでも活用される場合があり、劇場でスクリーンの端が微妙に動いているのが見てとれるかもしれません。

↓が立体平行視の専用バージョンです。平行法が得意な方はお試しください~

|

« 錦帯橋 - Kintaikyo (Kintai bridge) | トップページ | 映画テレビ技術誌9月号の表紙 - I and HexCopter on the cover photo of 'The Motion Picture & TV Engineering' magazine September Issue. »

立体写真 日本の風景」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501778/60231331

この記事へのトラックバック一覧です: 'HYPERLAPSE' - ハイパーラプス:

« 錦帯橋 - Kintaikyo (Kintai bridge) | トップページ | 映画テレビ技術誌9月号の表紙 - I and HexCopter on the cover photo of 'The Motion Picture & TV Engineering' magazine September Issue. »